だらこの日常

だらだらした日々を送るために、だらだらするためのノウハウなど紹介しています。

おもらしを克服する魔法の言葉

我が家の次男は今年、年長。

来年はピカピカの小学1年生である。

 

なのに今もう11月なのに、おもらしがなかなか治らないのである。

 

困った。

色々試したけど、少し改善はするものの、やはり、ついもらしてしまうらしい。

 

夜間のおねしょと、午前中のおもらしはほぼない。

つまり、膀胱はきちんと発達しているという事。

 

午後のおもらしの理由は大抵、トイレ行こうと思ったけど行ってる間にもれた。

我慢できると思ったけどもれた。

遊びに夢中になって行かなきゃいけないのを忘れた。などなど。

 

ズバリ、本人の意識の問題である。

 

長男の時に、泌尿器科に行ったけど、検査の結果どこも悪くなくて、

「大丈夫、どこも悪く無いよ。」

と医者に言われたその時からピタリと治ったことがある。

 

今、思えば魔法の言葉である。

 

そうか、魔法!!!

 

私も次男に魔法の言葉をかけてあげようと思った。

 

でも、私は医者でも無いし、大掛かりな検査もしてないのに、何の根拠もなく、

「大丈夫、どこも悪く無いよ」

ではさすがに説得力が無さすぎるのか・・・

 

なんなら、今まで声かけならたくさんやってきたけど、治らなかったのだ。

 

そうか、声かけだったからダメだったのか。

声かけであって魔法の言葉ではないもの。

 

それから毎日、次男を事あるごとに抱きしめて魔法の言葉をかけることにした。

 

「今日もおもらししませんように魔法をかけるよー。ママの魔法、効果あるかなー??」

 

すると、次男はニコニコ笑顔で

「効果あるー。ちゃんとおトイレ行けるよー」

と言います。

 

一応、今のところ私の魔力は絶大なようで、迎えに行くと

「ママの魔法のお陰で、おもらししなかったよ!!また夜にも魔法かけて欲しいー」

とリクエストされました。

 

おもらしを直してあげたいと強く思えば思うほど、子供が失敗した時の残念な気持ちははかりしれません。

「どうして、失敗しちゃうのかな?」

「何が原因だったかな?」

 

改善策を見つけるつもりの言葉でも、ついつい子供にキツくなってしまって、子供はおもらししたから怒られたと思ってしまいます。

 

子供はおもらしすると怒られるから、おもらししてしまっても隠そうとつい考えてしまいます。

せっかく親子二人三脚でおもらしを治そうと頑張ってたのに、嘘をつかれると裏切られたような気持ちになってしまいつい大激怒をしてしまいます。

 

我が子はおもらしを治す気がないのか??と疑心暗鬼になってしまう。

 

あんなに自制しておもらしをしても怒らないように努力してきたのに、台無しになってしまいます。

 

我が家はそんな悪循環に陥ってしまいました。

 

『子どもが育つ魔法の言葉』という有名な本があります。

 

かつて、読んだことがあり、良い本だな。と思い手元に残してありますが、内容はすっかり忘れてしまいました。

 

でも、タイトルが私を救ってくれました。

 

魔法の言葉が思いつかなければ、シンプルに魔法をかけてしまえばよいのだ!と。

 

仮に子どもが失敗してしまっても、私の魔力が弱っていると考えれば良い。

 

効果がなくても、当たり前。

私は普通の人間で、そもそも魔法使いでは無いのだから。

 

この取り組みは、一見、馬鹿らしいかもしれないですが、人間の思い込みの力って実はとってもすごいので、意外と侮れないのではないか??とも思ってます。

 

今後、どう変わっていったか、もう少し時間が経ってからレビューしていこうと思います。