朝起きてすぐ夕飯のメニューが決まる
寒い。寒すぎて布団から出られない。
心なしか外もまだ暗い気がする。
日照時間に睡眠時間が左右されるのは人間の性。
仕方がない、どうしようもない事なのだ。と言い訳を並べても子供の登校時間は刻一刻と迫ってくる。
息子の部屋から目覚ましの音が鳴り、しばらくして息子がトイレに行く音が聞こえてくる。
潮時である。
ぬくぬくスヤスヤの次男に未練タラタラで、ベットを後にし、洗濯機のスイッチを押して、昨日の残りの味噌汁の鍋を火にかける。
息子の朝ごはんは、味噌汁とご飯と納豆。
水筒にお茶を詰めて、朝ごはんを出したら、
「次男ちゃんを起こしてくるね」
と言い、再びベットに戻ってくる。
次男、あったけぇええええ(*´Д`*)
長男は朝起きた事の確認と水筒のお茶と朝ごはんの準備さえしてあげたら、勝手に学校に行ってくれるから助かる。
再び戻ってきたベットでぬくぬくスヤスヤの次男で暖をとりながら、こんなに寒かったら夜ご飯はシチューだなと思う。
・・・・・!!
おや?
私もう夕飯のメニューを決めてしまったのでは??
すごい優秀な主婦じゃない?
朝イチから夕飯のメニューが決まってるなんて!!
シチューと惣菜のアジフライとなんか適当にサラダという夕飯のメニューが決まり、悦に入っていると
洗濯機の終了の警告音が鳴り響く。
本日2回目の潮時である。
ぬくぬくスヤスヤの次男を道連れにし、未練タラタラのベットを後にする。
さっき温めたけど、もうすでにちょっと冷めた味噌汁が猫舌の次男にはちょうど良いようで、
味噌汁とご飯とふりかけを出して、洗濯物を干しに行く。
カーテンを開けたらそんなに外は暗くはなくて、思い込みで暗いような気がしたのかと人間の業の深さに思いを馳せながら、洗濯物を干す。
洗濯物を干したらもう7時45分。
ベットに出戻りするような余裕は無い。
化粧して、着替えて幼稚園に送っていかなければならない。
幼稚園に行く前に
トレーナーをズボン中に入れたいけど入らない次男と、トレーナーは分厚いから入れないものだよと諭すというめんどくさいやりとりをして、
朝からどうでも良い事でイライラする。
幼稚園の門に着く頃にはトレーナー問題はすっかり忘れて、元気に登園。
あ、またマスクさせるの忘れた。
秋にマスクは自由ですよとなってから、本当にマスクをさせなくなったけど、先日の参観日でうちの子以外みんなマスクをしていて、マスクさせなきゃいけないなと思ったばかりだったけど、土日を挟むとそんな事も忘れてしまう。
まぁ、幼稚園に無事着いたのだからよしとしよう。
あとは仕事をして、帰りにシチューの材料と惣菜のアジフライとカット野菜を買って帰れば私の本日の業務は終了だ。
ほぼ、やりきったと言っても過言では無い。
そして時計を見る。まだ朝の10時前であった。
一日は始まったばかりである。